高血圧の授業を終えて - 予防医療のランダム・ウォーカー

本日、動脈硬化・高血圧という、学生の立場としては非常に興味を持ちにくい内容について、講義をしてきました。 自分が学生の頃は、がんに対する分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬などといった治療法はなく、悪性腫瘍の領域はまだまだ先の見えない世界でした。 その点、脳梗塞・心筋梗塞といった急性疾患については、カテーテル治療の成熟によって命を救われる方が増加し、しかもやっていることが単純でわかりやすいこともあり、授業にも興味を持って参加していたような気がします。 その頃から脳梗塞や心筋梗塞の原因は高血圧だったり、コレステロール異常による動脈硬化が原因だとは教わっていましたが、高血圧や動脈硬化には全く興味を持てませんでした。 （高血圧は内容的に地味だったのと、本質の理解ができていないかった学生の頃の自分の実力不足があったんだと思っています） かくして、現在の進路に進んでしまった訳ですが、 あたりまえの

[MEDILABO]

コメントありがとうございます。運動療法は、特にご高齢の方では転倒のリスクに注意ですが、初期の筋トレである程度回避できると思います。カテーテル治療は治療者側の被曝の問題は軽視されがちですが重要です。

[Nakatanaoto01]

有酸素運動の継続が重要であるが、運動に適さない天候の時もある。ジムがやはりベストか。

[jukupapa]

大学で教鞭もとられてらしゃるんですね！放射線被曝の問題とはカテーテル検査の際にということでしょうか。余談ですがMEDILABOさんの「運動療法は副作用がない」ということを母に伝えたらとても納得していました。