ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン（WCAG）は何が難しいのか、あるいは難しさに立ち向かう方法 - 水底の血

LINEヤフーにおけるこれからのアクセシビリティというスライドで「WCAGはハードルが高い」という文言を見かけました。どうしてハードルが高い、言いかえるならば難しいとされるのか、その難しさはどこから来るのかをちょっと深掘りしてみようと思います。 WCAGという言葉について、改めて見ておきましょう。WCAGはもっぱら、Web Content Accessibility Guidelines（ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン）というW3Cの発行する技術文書を指すわけですけども、現時点でよく参照されるのがウェブアクセシビリティ基盤委員会（WAIC）が公開している日本語訳のWCAG 2.1でしょう。ちなみに本家のW3Cは、WAICが現時点で公開しているWCAG 2.1の改訂版を今年9月に公開し、さらにバージョンの進んだWCAG 2.2を先月に発行したばかりだったりします。 WCAG 2

[sigwyg]

“WCAG 2に取り組んでいくと、どうよいことが起きるのか、どんな利益をもたらすのか…というのをWCAG 2だけで会社のマネージャーや経営層なりを説得するのは困難です。”　これなんだよなあ。成果計測できれば…

[shunkeen]

“WCAG 2だけで会社のマネージャーや経営層なりを説得するのは困難”／温室効果ガス排出量ランキングに載るだけで株価に影響が出る昨今を考えると、大企業ほど社会的責任よりの開発に投資しておきたそうな気もする。

[nisisinjuku]

官公庁関連だと必須だけど民業はどうなんでしょうね。

[wacok]

機械検査が精度ひくいのAIで何とかならんのか？

[xnissy]

ちょうど壁にぶち当たっているところ。アクセシビリティに配慮するのはいいとして、このガイドラインに従う意味があるのかどうか。