インテルがIoTエッジ向けプロセッサに10nmプロセスを採用、TSNや機能安全対応も

インテル（Intel）は2020年9月23日（現地時間）、製造業向けのユーザーイベント「Intel Industrial Summit 2020」の開催に合わせて、産業機器などのIoT（モノのインターネット）エッジ向けに10nmプロセスを採用したプロセッサ製品群を発表した。低消費電力を特徴とする「Atom」の新たな製品ライアップとして「Intel Atom x6000Eシリーズ」を投入し、より性能を重視した用途向けには同年9月初旬に発表した「第11世代 Core プロセッサ ファミリー」をIoTエッジ向けに最適化した製品を展開する。 Atom x6000Eシリーズ（開発コード：Elkhart Lake）は、2020年2月に発表した5G無線基地局向けの「Intel Atom P5900 プロセッサ」と同様に、第7世代のAtom向けマイクロアーキテクチャとなる「Tremont」を採用している。

[mk16]

>「Pentium J6425」と従来品の「Pentium J4205」との性能比較では、シングルスレッドの処理性能が1.7倍、マルチスレッドの処理性能が1.5倍、（略）「3DMark11」のベンチマーク結果が2倍（略）消費電力を示すTDPは10Wで同じ