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ハンセン病元患者が撮った富士山写真を展示 群馬の療養所で、差別・偏見残る社会に提起 | 共同通信
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ハンセン病元患者が撮った富士山写真を展示 群馬の療養所で、差別・偏見残る社会に提起 | 共同通信
Published 2024/02/25 08:01 (JST) Updated 2024/02/25 08:17 (JST) 富士山麓にある静岡県御殿場市の国... Published 2024/02/25 08:01 (JST) Updated 2024/02/25 08:17 (JST) 富士山麓にある静岡県御殿場市の国立ハンセン病療養所に入所する元患者の男性(88)が自室ベランダで日々撮影した写真が、群馬県草津町の栗生楽泉園(くりうらくせんえん)で2月23日まで展示された。男性と交流するボランティア団体が企画した。「男性が見つめてきた景色を感じてほしい」。差別や偏見が残る社会に問題提起を続ける。(共同通信=岩沢隼紀) 男性は御殿場市の国立駿河療養所で50年以上、暮らす杉浦さん。差別や偏見があるため、名字のみを公開している。写真は生きがいの一つで、かつて療養所の写真クラブに所属した。 長野の上高地や京都を訪ね、風景をカメラに収めた。富士山に向けシャッターを切る際は「晴天ではつまらない」と思い、霧や雲がかかるさまざまな表情を捉えてきた。 展示を担うボ