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血液検査で認知症判別 無症状、早期の診断期待 | 共同通信
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血液検査で認知症判別 無症状、早期の診断期待 | 共同通信
Published 2024/05/23 09:40 (JST) Updated 2024/05/23 13:15 (JST) アルツハイマー病の原因とされるタ... Published 2024/05/23 09:40 (JST) Updated 2024/05/23 13:15 (JST) アルツハイマー病の原因とされるタンパク質を無症状の人らの血液中から測定し、脳内での蓄積状況を判別することに成功したと、東京大の岩坪威教授(神経病理学)らのチームが23日、国際専門誌に発表した。従来より効率的に早期段階の認知症診断につながると期待される。日本人を対象にした大規模な実証は初めてという。 アルツハイマー病は、脳内にアミロイドベータやタウと呼ばれるタンパク質が蓄積することで神経細胞が壊れて脳が萎縮するとされる。昨年発売された新薬「レカネマブ」は、アミロイドベータがたまった人が対象。陽電子放射断層撮影(PET)や脳脊髄液検査で蓄積を確認して治療するが、検査できる医療機関が限られ高額となるほか、体への負担も大きい。 研究では、軽度認知障害(MCI)や、その前段