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「村上春樹を読む」(111)「爆破される日本近代」 『羊をめぐる冒険』 | 47NEWS
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「村上春樹を読む」(111)「爆破される日本近代」 『羊をめぐる冒険』 | 47NEWS
Published 2021/01/01 15:31 (JST) Updated 2021/12/08 12:16 (JST) 「この作品が小説家としての実質的... Published 2021/01/01 15:31 (JST) Updated 2021/12/08 12:16 (JST) 「この作品が小説家としての実質的な出発点だったと僕自身は考えている」「『羊をめぐる冒険』こそが、長編小説家としての僕にとっての、実質的な出発点であったわけです」 まったく同じような村上春樹の言葉があります。前者は『走ることについて語るときに僕の語ること』(2007年)での、後者は『職業としての小説家』(2015年)の中での、『羊をめぐる冒険』(1982年)について語る言葉です。 第1作『風の歌を聴け』(1979年)も第2作『1973年のピンボール』(1980年)もたいへん素敵な小説で、多くの読者を持っていますが、作者自身は初めの二作を小説家としての出発点としては考えてはいないようです。 事実、例えばこんなことがあります。 『風の歌を聴け』も『1973年のピンボール