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初対面の人に自分の本を目の前で読んでもらった駆け出しラノベ作家のおはなし|兎谷あおい
こつこつと階段を上る音が聞こえたかと思うと、すりガラスの向こうに水色と灰色のシルエットがうごめい... こつこつと階段を上る音が聞こえたかと思うと、すりガラスの向こうに水色と灰色のシルエットがうごめいた。 2019年10月7日、18時。ほぼ約束通りの時間。渋谷の喫茶店に、レンタルさんが現れた。 レンタルなんもしない人――通称、レンタルさん。 「なんもしない人を貸し出す」という、ちょっとふわっとしたサービスがどういうわけか人気を博している。 これだけ人気のサービスなのだから、一度くらい経験しておきたいと思った。ただのミーハーである。原理はタピオカといっしょだ(私はゴンチャが好きです)。 でも――どうせ依頼をするのなら、何か、めずらしい依頼をしてみたい。 レンタルさんのことを知ってすぐ(今年の4月くらい)から、ぼんやりと、どういう依頼をしたら面白いか、レンタルさんのことを十分に"利用"できるのか、ずっと考えていた。 そんなこんなのうちに、作家デビューに向けた作業も佳境に入った7月――ちょうど七夕
2019/10/09 リンク