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東南アジアの火薬庫「タイ深南部紛争」はなぜ起こったか - 歴ログ -世界史専門ブログ-
タイからの分離独立を図る「タイ・ムスリム」の武装闘争 「タイ深南部」と言われるナラーティワート県、... タイからの分離独立を図る「タイ・ムスリム」の武装闘争 「タイ深南部」と言われるナラーティワート県、パッタニー県、ヤラー県にソンクラー県を加えた4県は、現在でもタイからの分離独立を図る武装闘争が盛んな地域です。 元々この地域には、隣国マレーシアのクダ州、クランタン州、トレンガヌ州、プルリス州を含む地域を領有するイスラム王国「パタニ王国」が存在しました。 しかしシャム(タイ)に征服されて以降、連綿と抵抗運動が続いています。 1. パタニ分離主義者によるテロ活動 タイ深南部での暴動・テロは、パタニ王国がシャムに征服された19世紀から2000年代まで連綿と続いています。武装組織によるテロや襲撃に対し、タイ軍も報復や暗殺を敢行しさらなる復讐の応酬が続き、解決の見通しは一切立っていません。 2000年以降に起きた暴動やテロ、それに対するタイ軍の攻勢は主要なものでも以下の通り。 2004年1月4日:ナラ
2018/11/20 リンク