書評 「進化心理学」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

進化心理学 (放送大学教材) 作者:大坪 庸介放送大学教育振興会Amazon 本書は進化心理学者大坪庸介の手になる進化心理学の教科書だ．今2023年度から放送大学で「進化心理学」が開講され，その教材として出版されたものだ．放送大学なら（BS視聴環境があれば）誰でも視聴でき，このようにテキストも出版されているので，初学者にとってはとてもうれしい学習環境になったというべきだろう． 冒頭の「まえがき」でいきなり，「進化心理学について学びすぎないようにしてください」とあって驚かされるが，教科書に書いてあることを鵜呑みにするのではなく自分で考えることによって理解が深まるのだという趣旨のようだ．そして進化心理学は「進化・適応」という大原則から統一的な理解が得られるという面白さがあること，進化的な説明が現代の倫理観とかけ離れたものであることが多く，誤謬のリスクがある反面，価値中立的に事実を評価することに

[tick2tack]

“進化心理学は実証研究中心で数理モデルを用いる” へー、そうなんだ。/　進化心理学の俯瞰として

[Nihonjin]

「*9:これがセクシャルハラスメントや強制わいせつと関連する問題であることが指摘されている」

[BIFF]

これまで放送大学の既設の講座だと教科書に進化心理学には否定的な解説が載ってたものだけど、潮目が少し変わったか。。

[nuara]

おお、マルチレベルも解説されてる。ちょっと高いけどこれは買いやで。

[uunfo]

思っていたよりしっかりしてる学問だった。 具体例や誤謬の指摘も多く面白そう。読むべき本として挙げられているのは20年以上前の長谷川真理子の本か

[REV]

進化心理学は大好きだが「自分の構築したモデルに合わせて現実を観測し、モデルに合致した進化適合環境を想像する学問」という揶揄はある。進化遺伝学はダイスを振る人たちからは好意的に受容されているようだが。

[houyhnhm]

ちょっと説明がラマルクの進化論に近い気が。

[rmntc55211]

根拠の弱い、へぇ〜と頷きたくなる出処の怪しい雑学で学問未満という印象

[dame_maru]

面白そう

[yamamototarou46542]

面白そうだ