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小説紹介 藤野千夜『夏の約束』(講談社文庫) - ゆなの視点
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小説紹介 藤野千夜『夏の約束』(講談社文庫) - ゆなの視点
「軽さ」の重さを味わう 1999年下半期の芥川賞を受賞した藤野千夜さんの代表作。確か中学生くらいの頃に... 「軽さ」の重さを味わう 1999年下半期の芥川賞を受賞した藤野千夜さんの代表作。確か中学生くらいの頃に読んだことがあったはずですが、当時はあまりピンと来ておらず、すっかり忘れてしまっておりました。けれど少し前に同じ藤野さんの『少年と少女のポルカ』を読んだこともあって、久々に開いてみました。 夏の約束 (講談社文庫) 作者:藤野千夜発売日: 2013/11/08メディア: Kindle版 藤野千夜さんというと、公言されているトランス女性の作家ということでも有名で、90年代にデビューしたというのを考えると、かなり貴重な作家さんなのではないかと思います。『少年と少女のポルカ』でも、本作『夏の約束』でも、軽妙というか、いっそ呑気な語り口で、同性愛者やトランスの姿が描かれています。そして私はその「軽さ」ゆえの重さが、この作品の素晴らしさであると思っています。 あらすじ 同性愛者のマルオとその恋人のヒ