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金価格の上昇は、これからがいよいよ本番だ
マイナス利回りの国債は「安全資産」とは言えない 中長期的な投資スパンで考えれば、金はここからさらに「... マイナス利回りの国債は「安全資産」とは言えない 中長期的な投資スパンで考えれば、金はここからさらに「買い」のスタンスで考えていい。各国の中央銀行が突出した緩和政策を続けており、国債相場はバブルと化している。国債はもはや安全資産ではなくなりつつある。そうなると、この先予想されるのは、国債のバブル崩壊に対するリスクヘッジとして、安全資産の筆頭である金が買われる展開だ。短期的に調整売りを繰り返しながらも、金が値上がりする環境は今後も続く。 金投資は伝統的にインフレに対するヘッジの手段として考えられてきた。今後求められるのは、「通貨バラマキ策」の弊害で起きる国債価格急落への備えとしての、資金の安全な逃避先としての需要だ。 金融市場と金、それぞれの市場規模を見ると、金融膨張に対するリスクヘッジとしての需要が本格化した場合、そのマグニチュードは極めて大きなものとなる。 金の生産は全世界で毎年3100ト