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中国太陽電池大手、"おいしい"日本市場狙う
結晶シリコン型太陽電池セルの生産量で世界2位、モジュールの生産量で世界8位(2012年、米ソーラーバズ... 結晶シリコン型太陽電池セルの生産量で世界2位、モジュールの生産量で世界8位(2012年、米ソーラーバズ調べ)の中国・JAソーラー。同社のジン保芳・会長兼最高経営責任者(CEO)ら幹部は、このほど上海本社で東洋経済記者らと会見した。 会見の中でJAソーラーは、業界最大手だったサンテックパワーの破綻を受け、中国の太陽電池メーカーを取り巻く環境は短期的に厳しさを増しているものの、自社の財務体質は中国業界他社に比べて健全であり、国内外の多数の取引銀行と緊密な関係を維持できていると強調した。 また、昨年から再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を開始した日本市場は、今年の出荷量が中国に次ぎ世界2位へ急増する可能性があるとの見通しを示した。そのうえで、自社の日本での出荷量を昨年の約80メガワット(8万キロワット)から今年は倍以上に増やし、中期的に日本でのシェア8~10%を目指して販売戦略を強化