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理事総辞職、山根無きボクシング連盟の苦難
8月22日、一般社団法人日本ボクシング連盟はホームページで理事総辞職を公表した。 「今般の諸々の不祥... 8月22日、一般社団法人日本ボクシング連盟はホームページで理事総辞職を公表した。 「今般の諸々の不祥事に鑑み、日本連盟の理事は全て辞任することを話しあっておりましたが、今日現在すべての理事について、辞任届の書面を受領するか、ファックスその他の方法により辞任の意思を確認しました」(HPより)という。 8月8日に山根明氏(78)が連盟の会長及び理事を辞任することを表明してから2週間後、理事総辞職という形で日本ボクシング連盟は事実上の解体となった。 日本ボクシング連盟の後任の会長と理事は9月8日の臨時総会で決定することになった。それまでは森正耕太郎会長代行と吉森照夫専務理事を中心に運営が行われる。 理事総辞職に至るまでの顛末 事の発端を改めて振り返る。 山根氏は長年に渡り「公式グローブの不透明な販売方法や利益詐取疑惑」「不正判定の操作」「不正会計処理」などに関わってきたという数々の不正疑惑が告発