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日本人が知らない「外国語案内」の不十分な現実
筆者は日本各地で講演を行っているが、講演前後に必ず現地視察をするようにしている。外国人観光客目線... 筆者は日本各地で講演を行っているが、講演前後に必ず現地視察をするようにしている。外国人観光客目線で、この地域のどこが魅力的なのか、どこが観光客に受けそうか、そして何を改善すればいいのかを見つけ出すようにしているからだ。インバウンドの取り込みには、共通課題がいろいろとあることに気がつくが、いちばんの基本課題は、「正しい外国語案内」だ。 外国語案内は笑われるものではないはずだ 最近、中国のSNSだけでなく日本のテレビ番組まで、「面白すぎる外国語案内」などの話題を取り上げている。意味不明だったり、変な意味だったり、視聴者にとっては、「おかしい」と一笑に付すものにすぎないだろう。 筆者自身も、東京視察でも地方視察でも、「どういう意味??」「なんでこんな翻訳になったのかな!?」「全然違う!!」と思ってしまう中国語案内を必ず見つけてしまう。テレビのネタとしてはいいかもしれないが、せっかく外国人観光客へ