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日米金融政策の格差から、ドル円は105円へ
米国経済の回復強まる一方、日本は追加緩和へ 今年のドル円相場を見ると、年初に105円台半ば近辺までド... 米国経済の回復強まる一方、日本は追加緩和へ 今年のドル円相場を見ると、年初に105円台半ば近辺までドル高・円安が進んだ後、悪天候の影響を受けた米国経済の減速や中国、ウクライナなどの新興国に対する懸念の高まりを受けて、一時101円を割り込んだ。 だが、2月以降はおおむね101~103円台のレンジで推移している。今後のドル円相場を見るうえでは、(1)米国経済の回復、(2)日銀の金融政策、(3)新興国情勢が焦点となろう。バークレイズでは、米国経済の回復基調が徐々に強まるなかで米FRBがQE3(量的緩和第3弾)減額で金融緩和縮小を続ける一方、日銀が7月決定会合で追加緩和に踏み切ると見ており、こうした日米金融政策の方向性の乖離から、ドル円相場が夏場にかけて105円程度まで上昇すると予想している。 米国では悪天候要因で経済指標が市場予想を大幅に下回る状況が続いていた。例えば、非農業部門雇用者数は昨年9
2014/04/04 リンク