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英国日用品大手が中国「粉ミルク事業」売却の裏側
イギリス日用品大手のレキット・ベンキーザーは6月6日、傘下の乳幼児向け食品メーカーであるミード・ジ... イギリス日用品大手のレキット・ベンキーザーは6月6日、傘下の乳幼児向け食品メーカーであるミード・ジョンソンの中国事業を、中国のプライベート・エクイティー・ファンドである春華資本(プリマベーラ・キャピタル)に22億ドル(約2409億円)で売却すると発表した。 今回の売却の対象には、オランダのナイメーヘンと中国の広州にある2つの工場が含まれる。また取引完了後、春華資本はミード・ジョンソンの、製品ブランド名である「藍臻(エンフィニタス)」「鉑睿(エンファミリ)」「安児宝(エンファグロウ)」の、中国における永久的な独占使用権を取得する。レキット・ベンキーザーは、中国以外の地域では、ミード・ジョンソンの事業をこれまでどおりに続けるとしている。 ミード・ジョンソンの中国事業に関しては、レキット・ベンキーザーが20億ドル(約2190億円)で売却を希望していると、ブルームバーグが5月中旬に報じていた。競争