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アルジェリアの高速道路建設が頓挫、鹿島が被る巨額損失
鹿島など日本の大手ゼネコンが、新たに数百億円規模という、巨額損失計上のリスクにさらされている。北... 鹿島など日本の大手ゼネコンが、新たに数百億円規模という、巨額損失計上のリスクにさらされている。北アフリカの資源国、アルジェリアの東西を横断する高速道路建設をめぐる、発注者との契約トラブルが原因だ。 工事は2006年10月に着工。完成は当初、今年2月のはずだった。いったん8月22日に延長したものの、それも間に合わず、発注者であるアルジェリア高速道路公団との交渉に入っている。共同企業体スポンサーの鹿島によると、工期の延伸や工事の追加変更、遅延するアルジェリア側の支払いをどう促進するか、などが焦点だ。「早く決着するに越したことはないが簡単ではない」(鹿島幹部)。 そもそもアルジェリアの高速道路とは、日本のゼネコンが海外で受注した過去最大金額のプロジェクトだ。約3410億ディナールは円換算で5400億円にも上った。日本側が担当する東工区は全長399キロメートルに及ぶ。共同企業体は5社で、推定出資比
2013/01/17 リンク