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日経平均は、どこで下げ止まるか
日経平均株価は1万8000円台を回復したのも束の間、急落している。今週に入ってから軟調な動きを見せてい... 日経平均株価は1万8000円台を回復したのも束の間、急落している。今週に入ってから軟調な動きを見せていたが、12月10日の水曜日には、日経平均は前日比400円の下げを演じ、1万7500円を割り込む展開となった。10日のNYダウも268ドル安の1万7533ドルと続落。株価は、どの水準で下げ止まるだろうか。 夢から醒めれば・・割高な水準だった日経平均 まず、大幅下落の背景から探って行こう。10日の日本株急落の原因となった、9日の米国市場の下落について、次の2つの要因が挙げられている。 ①中国が、9日にレポ取引(債券を担保とした金銭貸借取引)について、格付けの低い債券を担保として認めない方針を発表した。このため低格付け債を中心に社債が売り込まれ、それが株価にも影響した(同日の上海総合株価指数は、前日比で5.4%も急落)。 ②ギリシャで、9日に当初予定されていた時期よりも、議会の解散総選挙の可能性