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KDDIがグループを通じて、「MVNO(仮想移動通信事業者)強化」に乗り出す。12月10日、8月に設立した100%... KDDIがグループを通じて、「MVNO(仮想移動通信事業者)強化」に乗り出す。12月10日、8月に設立した100%子会社「KDDIバリューイネイブラー」を通じて、MVNO向けの支援サービスを18日に開始すると発表した。相手先ブランドでの商品展開に加えて、独自ブランドでもサービスを提供するというのだ。 MVNOとは、通信会社から電波を借り受けて独自の通信サービスを提供する事業者のこと。先行する日本通信に加えて、NTTコミュニケーションズやインターネットイニシアティブ(IIJ)、フリービットなど、多くの企業が参入し、激しい競争を繰り広げている。最近では、各社が提供する格安通信サービスに端末を組み合わせた「格安スマホ」が人気を集めており、今後の成長が期待される分野だ。格安スマホには、イオンやビックカメラなどの量販店に加えて、楽天、ニフティなども本腰を入れ始めている。 支援会社を作ってKDDIの回