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驚愕の出席ゼロも!取締役会出席率ランキング
「出席をお願いしてもほとんど出てきてもらえない。役員の秘書には『出席は難しい』と断られるし、正直... 「出席をお願いしてもほとんど出てきてもらえない。役員の秘書には『出席は難しい』と断られるし、正直なところ私たちも困っているけど、どうしようもないんです」――。 ある上場企業の取締役会事務局担当者は、嘆息気味にそうこぼした。開催日時の調整や議事録の作成などを担う取締役会の事務局も、出席してくれない役員たちに手を焼いているというのだ。 企業買収や業務提携、株主への還元方針など企業の経営上重要な判断を行うのが取締役会だ。社長などの社内取締役はもちろん、社外取締役や監査役も出席する必要がある。外部の中立的な視点から議論に参加し、経営についての助言や監督を行うためだ。 2022年4月にスタートした東京証券取引所のプライム市場では、独立社外取締役を取締役会全体の3分の1以上にすることを求めている。親会社との利益相反の可能性が高い上場子会社の場合には、過半数を独立社外取締役にすることが推奨されている。