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宿題の定番「読書感想文」課さない学校増の背景
“読書感想文”への本音と懸念 夏休みの悩みの種の代表格“読書感想文”。夏休み前のこの時期、書店に行けば... “読書感想文”への本音と懸念 夏休みの悩みの種の代表格“読書感想文”。夏休み前のこの時期、書店に行けば課題図書や指南本のコーナーも設けられる。ところがだ。近年は読書感想文を課さない学校が増えてきた。 都内の公立小学校で6年生を受け持つ40代の男性教諭の学校でも、夏休みの宿題から読書感想文が消えた。3年前、コロナ禍をきっかけに、毎年学校として参加していた地域の文集が廃止されたからだ。 「事前に書き方の指導はしていましたが、それだけで書けるようになるとは思えません。読書はさせたいですが、嫌々感想文を書かせるのはできるだけ避けたかった。きっと真面目な保護者ほど、ケンカしたりしながら書いていたと思い、こちらとしても申し訳なく思っていました」 男性教諭は、こうした本音を漏らしつつも、子どもたちのタブレット時間が増えたことと反比例して、読書時間や書く力、考える力が低下することを懸念する。
2023/07/29 リンク