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宇宙ベンチャー「ispace」が月面着陸で目指すもの
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宇宙ベンチャー「ispace」が月面着陸で目指すもの
――5月26日に開いたミッション1の分析結果の報告会見では、肝心のハードウェアにはまったく問題がなかっ... ――5月26日に開いたミッション1の分析結果の報告会見では、肝心のハードウェアにはまったく問題がなかったことを明かし、次回への自信を示したと株式市場では受け取られました。 ミッション1では非常に大きなことを成し遂げられた。月面着陸こそできなかったが、着陸体制に入って、着陸姿勢を垂直に制御して、ほぼ速度がゼロのところまでコントロールもできた。ハードウェア的には大きな問題がないことは検証できている。 失敗の原因は(月面からの高度を測定する)ソフトウェア側の課題だということは明確で、それを改善すれば着陸を成功させる可能性は高まってくる。100%とまでは申し上げられないが、非常に自信を持っている。成功への最後のあと一歩というところは簡単なものではないが、しっかり物事を進めていけば十分達成できる範囲にいると考えている。 未知だからこそ説明が重要 ――自信はあるにしても、株式市場からの期待が高まった分