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出版業界の4月からの変化と、注目新刊:ミーオドヴニク『Liquid 液体』インターシフト、ほか | URGT-B(ウラゲツブログ)
★新刊が続々と生み出される以上、取り上げないわけにはいかない。しかし「コロナ以後」の出版業界の変化... ★新刊が続々と生み出される以上、取り上げないわけにはいかない。しかし「コロナ以後」の出版業界の変化を受け止めるにつけ、新刊紹介だけに留まるわけにはいかなくなっているのは明白です。ここしばらく、出版業界についてちゃんと意見を言う必要性を感じています。まず今回はその序文となるべき部分を手短かに書きたい。 ★コロナ禍により大書店への訪問機会が削られている現在、新刊については専門書だけでなく文庫や新書すら買いにくくなっている。もとより中小書店への配本が少ないうえに、再入荷もしない。取次が近年喧伝するマーケットインというのは「書店が欲しい本を欲しいだけ入手できる」施策を指すわけだが、版元がパターン配本を減らし、取次が返品を減らすために書店に責任転嫁している側面がかいま見えることは否めない。書店があらゆる客層に開かれた場所である以上、新刊をえり好みするわけにはいかない。しかし版元のパターン配本に頼るの
2021/04/05 リンク