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米の相対取引価格 15か月ぶり上昇 21年産4月 農水省公表
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米の相対取引価格 15か月ぶり上昇 21年産4月 農水省公表
全銘柄の平均価格は60kg当たり1万2797円で前月価格を20円上回った。農水省が公表している米の相対取引価... 全銘柄の平均価格は60kg当たり1万2797円で前月価格を20円上回った。農水省が公表している米の相対取引価格で前月より上昇したのは2021年産米の21年1月以来、15か月ぶりとなる。 2021(令和2)年産米は出回りの9月が1万5143円、その後12月には1万4896円に下がったが、翌月には1万4903円とわずかだが上昇した。しかし、その後、下落を続け今年3月は1万2777円まで下がった。 ただ、出回りからの年産平均価格は1万2879円で前年産▲1650円となっている。 主食用米の需給改善のため、長期計画的に販売するための保管料を支援するなどの「米穀周年供給事業」を農水省は実施している。 令和2年産では37万tの申請があり、このうちコロナ禍の影響を緩和する「特別枠」を昨年11月に設けた。市場隔離する対策で12万tで実施されている。 また、令和3年産でも長期保管支援の申請は40万tとなって