中国が台頭する国連機関、米WHO拠出停止は「好機」か？

中国・北京の人民大会堂で、会談前に握手する世界保健機関（WHO）のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長（左）と中国の習近平国家主席（2020年1月28日撮影）。(c)Naohiko Hatta / AFP 【4月19日 AFP】ドナルド・トランプ（Donald Trump）米大統領が先週、新型コロナウイルス対応で中国に追従しているとして世界保健機関（WHO）を糾弾し、資金拠出を停止するよう政権に指示したと発表したが、中国は米国が手を引く場所で自国の国際的な地位を高めるという戦略を確立しつつある。 アジアの大国となった中国が、世界各国との金銭的・軍事的関係を築くために膨大なリソースを投入する中、国連（UN）機関ではここ数年、多くの中国人がトップをはじめとするポジションを得てきた。 中国の長期的・世界的な影響力戦略は、特にアフリカで顕著だ。アフリカ諸国の対中債務は10年前には最小限だった

[nisshi_jp]

米国が一歩引いたらその分中国が一歩前に出てくるだけよね

[sho-ta3]

WHOは任意拠出に頼り切った身の丈に合っていない体制に問題がありそう。中国が上手だったと言える。米国は中国の民主化を進めるのが長期的な戦略としてよさそう。

[ystt]

“米国が撤退する一方で、中国が間接的に影響力を強めるという同様の現象は、複数の国連機関で顕著にみられている。”