日本語苦手な外国人狙い切符不正発券 ＪＲ東海社員着服：朝日新聞デジタル

ＪＲ東海は２４日、新大阪駅の切符売り場で勤務していた男性社員（２０）が現金約１０万円を着服していたと発表した。客の切符を１人分多く発券して不正に料金を受け取り、別の駅でその後切符を払い戻す手口で、外国人と見られる客を狙ったという。同日付で懲戒解雇処分にした。 同社によると、社員は１２日、切符売り場窓口で新大阪―東京駅間の２人分の新幹線乗車券やグリーン席券など３万８４６０円の購入を申し出た外国人と見られる客に、１人分（１万９２３０円）多く請求。１人分は制服の胸ポケットに入れ、勤務後に別の駅で払い戻しを受けたという。 翌１３日にこの客から「券面の金額と支払った額が違う」と申し出があり、発覚した。ほかにも４～５月に、日本語が不得手な外国人と見られる客を狙い、同様の手口で計６件で着服した。社員は「お金が欲しかった」と話し、払い戻して得た金をバッグやアクセサリーなどの購入に使ったという。 ＪＲ東海は

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