（社説）働き方法案 やはり「高プロ」削除を：朝日新聞デジタル

安倍内閣が最重要法案と位置づける働き方改革関連法案の衆院通過に向けた動きが加速してきた。自民、公明、日本維新の会、希望が法案修正の協議を始め、衆院厚生労働委員会では２２日に法案採決の前提となる参考人質疑を行うことも決まった。 だが、年収の高い専門職を労働時間の規制から外す「高度プロフェッショナル制度（高プロ）」への懸念、不安は、一向に払拭（ふっしょく）されていない。４党の修正協議も小手先のものだ。 与野党そろって実質審議が始まってからまだ１週間余り。高プロの問題点や厚労省のずさんな調査をめぐる質疑に多くの時間が費やされ、同一労働同一賃金など、多岐にわたる論点が十分議論されたとは言い難い。 すべての働く人にかかわる大事な法案を、拙速に採決することは許されない。政府・与党は、主要野党の求める高プロ削除の要求を踏まえて法案を修正し、議論を尽くすべきだ。 ４党の修正協議は、高プロの適用にいったん同

[el-condor]

良い。同法案の問題点がきちんと書いている。ちなみに、残業代をきちんと払っている企業ほど残業削減に意欲的というのは、自分の経験からも実感しており、それゆえ高プロの帰結も碌でもないことになると予想している

[edo04]

常識的な社説だな。書いてあることは当然のこと。

[santo]

これでも経団連は高プロにこだわりたいのか。多分もはや潰すべきは政府の前に経団連。

[osugi3y]

経産省ほどムカつく省庁もそうそうないよな。

[vox_populi]

働き方改革法案とやらをここまでごり押ししようとするのは、これが今通常国会の最大のテーマだと安倍首相がぶち上げたからだろう。つまり体面を保つためのごり押し。断じて許されない。

[townphilosopher]

今こそゼネストではないか。

[murasakizaru]

そう、自社からも過労死出してるマスコミだからこそ知ってる、地位が高くても、専門性が高くても、過労死は防げない。