『文學界 2023年6月号』文學界編集部 | 雑誌・ムック・臨時増刊

目次 創作 乗代雄介 それは誠 280枚 地方の高校生・佐田は修学旅行で訪れた東京で同級生とある冒険に挑む。青春のきらめきを描く、著者の集大成 九段理江 しをかくうま 270枚 乗れ。声はどこからともなく聞こえた。乗れ。過去、現在、未来と続いていく、馬と人類の壮大な歴史絵巻 衿さやか 泡のような きみはともだち 二〇二三年上半期同人雑誌優秀作 鼎談 多和田葉子×関口裕昭×松永美穂 文学と文学研究の境界を越える──『パウル・ツェランと中国の天使』をめぐって 批評 村上春樹『街とその不確かな壁』を読む 上田岳弘 継承とリライト 特別寄稿 筒井康隆 老耄よりの忠告 巻頭表現 山崎聡子 葬列 エセー 中山弘明 「島崎藤村の世紀」展と雑誌『文學界』―「エディター」藤村の誕生― 菅原百合絵 欲望と幻滅 Author's Eyes 金川晋吾 スカートを買ってからの話 永田紅 あの二センチが 追悼・富岡多