7月の消費者物価指数の上昇率は予想より低かった - インヴァストNAVI

今回の消費者物価指数が予想より低かった主な理由はエネルギー価格の下落によります。下は全米平均レギュラーガソリン価格のチャートですが6月第3週にピークを付けた後、一本調子で下げていることがわかります。 ■政策金利はどうなる？ この発表を受けて市場参加者は今後の連邦準備制度理事会（FRB）の政策金利の手綱さばきに変化が出ることを織り込み始めています。 重要なポイントは2つあり、まず次の9月21日の連邦公開市場委員会（FOMC）での利上げ幅がこれまでの0.75%という予想から0.50%に下がったということです。つぎに政策金利の引上げは年内で終了、その際のピークのフェデラルファンズ・レート（略してFFレート）は3.50%ということを市場が織り込み始めたということです。これは昨日までのシナリオ、すなわちピークFFレートで3.75%より0.25%低いです。 まず9月21日のFOMCでのFFレートの確率