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本と散歩が似合う街「谷根千」で今年も「一箱古本市」
谷根千は、かつて森鴎外や夏目漱石が暮らし、講談社の発祥地であり、現在も作家や編集者も数多く住むと... 谷根千は、かつて森鴎外や夏目漱石が暮らし、講談社の発祥地であり、現在も作家や編集者も数多く住むという、本に縁の深い町だ。新刊書店「往来堂」や古書店「古書ほうろう」など、全国的に知られる個性派書店も点在。この一帯を舞台に、2005年から開かれているのが「一箱古本市」で、カフェや書店、ギャラリーなどの軒先に、参加者が一箱だけの“古本屋”を開く。10周年にあたる今年は、4月27日に56箱、5月3日は45箱の合計計101箱が出店される。作家や編集者、出版社も参加、本好きが集まるイベントとして親しまれている。 「単純に野外で古本市をやってみたいという気持ちがありました。それも、プロの古書店ではなく、素人が古本を売ると面白いんじゃないかと。素人はプロのように大量の本は用意できませんが、一人一箱だけ、自分の好きな本を選んで出すのであればやりやすいのではないかと思いました」と振り返るのは、実行委員会代表で
2014/05/03 リンク