減損テストから見る、コロワイドが新潮にブチ切れた理由（後編）

減損テストから見る、コロワイドが新潮にブチ切れた理由（後編）：専門家のイロメガネ（1/4 ページ） 大戸屋へのTOBを成功させた外食大手のコロワイドは、多数の飲食企業を買収することで短期間で急激に成長を遂げてきた。そんなコロワイドが新潮社に対してブチ切れている。 デイリー新潮が7月6日に掲載した「コロワイド、大戸屋プロキシーファイトに敗れて…前門の虎と後門の狼」で、コロワイドが計上している「のれん」に価値はなく、これを「減損」すれば債務超過に陥ると重大な指摘しているからだ。 前回の記事では、のれんは保有資産より高値で企業を買収した際に発生する無形の資産であると説明した。 決算書に意図的な間違いがあれば粉飾決算となり、最悪の場合は上場廃止もあり得る。ではコロワイドの決算書は適正なのだろうか。今回は公認会計士の立場から「減損テスト」について解説してみたい。なお、本稿は一般読者向けに分かりやすい

[lacucaracha]

減損すべきかどうかはさておき、のれんがなければ債務超過になるような会社は、ちょっとヤバくね？と思うわな。

[addwisteria]

日本基準の減損テストって割引前CFじゃなかった?と思ったけど、IFRS適用会社なのか(そりゃ会計士さんだしそんなミスしないよね……)。IFRS適用会社であれば毎年減損テストするし、新潮のオレオレ基準はひどいわ。

[tsubo1]

店を開けてても赤字を覚悟しなければいけないような状況下で、そもそも純資産以上の「のれん」なんてものが存在しうると理解できない

[natu3kan]

うまいのれんの盛り方ってあるのかな。新潮はそののれんが価値のない前提の論調で根拠出せって感じなのかな。

[k-takahashi]

『会計ルール上で、間違った計算をしているのではないか、それを無理やり押し通すために監査法人を変えたのではないか、という主張であれば、これは極めて乱暴な指摘』　分かってやってるのでは？