前澤友作氏が搭乗する超質実剛健マシン、イーロンも認める「ソユーズ」とは？（1/3ページ）

「ZOZOTOWN」の創業者として知られる前澤友作氏が12月8日、いよいよバイコヌール宇宙基地からISS（国際宇宙ステーション）へと旅立つ。彼はどのようにISSへ行き、地球へ帰還するのか？ 今回はこのフライトの意義と、半世紀以上に渡ってロシアが運用する宇宙航行システム「ソユーズ」の実態について解説したい。 右から前澤友作氏、アレクサンドル・ミシュルキン宇宙飛行士、平野陽三氏（Yusaku Maezawa Twitter / Roscosmos）今回のフライトでISSへ向かうのは、前澤友作氏と平野陽三氏の2名。彼らはロシアの宇宙船「ソユーズMS-20」に搭乗して、12月8日（水曜）の16時38分（日本時間）、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から「ソユーズ2.1a」ロケットによって打ち上げられる。宇宙船にはロスコスモスの宇宙飛行士アレクサンドル・ミシュルキン氏が同乗する。 計3名が

[gcyn]

『ソユーズ2.1a〜の基本構造は半世紀前に旧ソ連がロケット開発をはじめた当時から驚くほど変わっていない／R-7ファミリー／チューリップ型の発射台／前澤氏にとって、今回のISS滞在旅行は月への前哨戦』