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知的財産権の労働所有説は正しいか
John Lockeの「労働所有説」は,労働による私有財産の正当化として知られるものの,著作権など知的財産... John Lockeの「労働所有説」は,労働による私有財産の正当化として知られるものの,著作権など知的財産権を正当化する理論としては旗色が悪い。現在の知的財産システムは,規則功利主義によって正当化されると考えるのが主流である。これは,この連載でも説明したとおりである1),2)。 ところが,規則功利主義による知的財産権・知的財産システムの正当化を批判して,労働所有説で知的財産権を正当化した方がよいと主張する哲学者もいる。この代表的な哲学者は,Adam D. Mooreである。彼は,インセンティブに基づく規則功利主義による知的財産権の正当化を批判して,Locke主義的な正当化が正しいと主張する3)~5)。 Lockeの労働所有説においては,もともとの世界は,誰のものでもない私たちの共有物として神が与えたものと仮定する。だが,私たちの身体は私たちの所有物であって,その身体を自由に用いて行う労働を