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大学生を苦しめる「ガクチカ」の圧力 1年次からキャリア教育が始まり「4年間がすべて就活の時間になる」と危惧 | マネーポストWEB
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大学生を苦しめる「ガクチカ」の圧力 1年次からキャリア教育が始まり「4年間がすべて就活の時間になる」と危惧 | マネーポストWEB
近年、就活用語として定着してきた「ガクチカ」。「学生時代に力を入れたこと」の略で、就活のエントリ... 近年、就活用語として定着してきた「ガクチカ」。「学生時代に力を入れたこと」の略で、就活のエントリーシート(ES)や面接試験での定番の質問としてよく知られている。自身の能力や強みをアピールする「自己PR」とは異なり、学生時代の経験に関するエピソードを伝えるため、「経験によって得られたこと」だけでなく「こんな工夫をして成果を出した」という具体的な体験談が必要になってくるという。 大学では、就職率の向上のため初年度教育からキャリア専門家を招聘し、「ガクチカ」を意識した学生生活を送るよう促す動きも目立つ。だが、こうした傾向に対して、長年大学に勤務する教員からは疑問の声も上がっているようだ。 コロナ禍で「ガクチカがない」 都内の有名私立大学に勤務する男性教員・Aさん(50代・経済学部教授)は、“就職予備校化”する大学のキャリア教育に違和感を覚えると語る。 「大学では今、キャリア教育に非常に力を入れる