大幅減損の新日鉄、宮本執行役員「一段の利幅悪化、基本的にないと思う」 - 日本経済新聞

新日本製鉄と住友金属工業は30日、国内生産設備の収益性見直しに伴い、それぞれ1200億円の減損損失を2012年7～9月期に特別損失として計上すると発表した。供給過剰により鋼材市況が悪化し、鋼材価格と原料価格のマージン（利幅）が悪化しているためだ。住友金属工業の加藤聖二経理部長とともに会見した新日鉄の宮本勝弘執行役員財務部長は、「マージンがこれ（足元の状況）以上に悪化するのは基本的にはないと思って