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細田守と新海誠—未来を担う2人のアニメ監督(パート2) | nippon.com
「1人でつくる」から出発、“新種”のアニメ作家へ細田守監督がスタジオ出身者で「集団作業の結晶たるアニ... 「1人でつくる」から出発、“新種”のアニメ作家へ細田守監督がスタジオ出身者で「集団作業の結晶たるアニメーション映画」の担い手であるのに対し、新海誠監督は真逆に当たる「個人作業」から出発した作家だ。内容的にも大衆向けの「娯楽映画」というアプローチではなく、個から発する「作家性」を最大限に打ち出したことで注目を集めた。 新海はゲームソフトの開発・販売を行う日本ファルコムの社員としてゲーム用のオープニングムービーなどを担当していた頃から短編アニメの自主制作を開始し、2000年には4分4秒の短編『彼女と彼女の猫』が第12回CGアニメコンテストでグランプリ受賞となる。02年には30分の短編『ほしのこえ』を発表、小規模の劇場公開とDVDリリースで商業作品デビューをした。本作は監督・脚本のみならず、作画、美術、3DCG、撮影、編集、声の出演と大半を「1人でつくる」という快挙が大きな話題を呼び、大ヒットし
2016/11/16 リンク