「カメラを構えているだけで身柄拘束も」 Ｗ杯開幕控え、在カタール日本大使館が注意喚起

カタールで今月２０日に開幕するサッカーワールドカップ（Ｗ杯）に絡み、在カタール日本大使館は、カタールに滞在する際の「要注意事項」をまとめ、ホームページ（ＨＰ）で公開している。「撮影禁止対象の付近でカメラを構えているだけでも、身柄拘束やデータの消去を強要される可能性がある」として、ユーチューバーに注意を促しているほか、お酒の持ち込みや公共エリアで飲酒をした場合には身柄拘束や罰金の可能性があると警告している。 カタール国内では同性愛者や未婚者カップルの同室宿泊は違法とされているものの、Ｗ杯期間中はホテルでの宿泊に制限がないことが明らかになっているが、「公共エリアでのスキンシップはトラブルになる可能性がある」という。 また、警察や軍に関連した施設、装備の撮影が禁止されていることに加えて、「他人（特に女性）、宗教施設、建設現場の撮影にも注意が必要」と指摘。薬を持ち込む場合には、原則として医師の処方