性別格差 改善遠く 育児や看護、女性に負担偏る 23年度版報告書 すくらむ21公表：東京新聞 TOKYO Web

川崎市男女共同参画センター（すくらむ21）は市民の男女共同参画への意識や実態を把握する「かわさきの男女共同参画に関するアンケート調査報告書」の2023年度版を公表した。「政治の場」や「社会通念・慣習・しきたりなど」で「男性の方が優遇されている」と回答した人が男女ともに7～8割に上るなど、男女格差が大きいと感じている人が多い実態が浮かんだ。（竹谷直子） 調査は2010年に開始。その後4～5年ごとに実施し、前回は2018年だった。今回は、市民3500人を対象に1～2月、郵送やウェブなどで実施し、1034人の回答を得た。