米国防長官、北の挑発に「最悪のシナリオ」想定し警戒強化 - MSN産経ニュース

【ワシントン＝犬塚陽介】ヘーゲル米国防長官は２８日、国防総省で記者会見し、北朝鮮の「挑発的な行動と好戦的な言葉が危険を高めている」と指摘、「最悪のシナリオ」を想定して、金正恩体制の言動を「真剣にとらえる必要がある」と述べ、米国や日韓などの同盟国を防衛するために警戒を強化する考えを示した。 ヘーゲル長官は記者会見で、北朝鮮は「極めて危険なことをしていると認識しなければならない」と指摘し、核・ミサイル実験、軍事当局間の通信遮断などの挑発的な言動を批判した。 その上で、米国や同盟国の防衛には常に「最悪のシナリオを想定する以外に選択肢はない」と強調、核弾頭の小型化やミサイルの射程延長などの「潜在的な脅威」に対処し、米国や同盟国のミサイル防衛（ＭＤ）を促進する考えを示した。 また、ステルス性能を持ち、核弾頭搭載ミサイルの運搬も可能なＢ２爆撃機が朝鮮半島で２８日に実施した訓練は、通常の米韓合同訓練の範

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