2012-09-02 - 死んだ目でダブルピース

自身の高校生活を回想して「懲役3年」って言ってたのは、太田光だったか石野卓球だったか忘れたんだけど、非リア充の青春時代を送った者にとって、まさしくこの表現はピッタリ当てはまる。 でも大人になってから、マクロな視点から見ると、リア充に見えた連中の高校時代だって、実は大して素晴らしいものでもないのだ。……いや、負け惜しみじゃなくて。 映画「桐島、部活やめるってよ」は、そのへんの感覚が、悪意たっぷりに描かれていて面白かった。 映画公式サイト： http://kirishima-movie.com/index.html タイトルに冠されてるキャラクター「桐島」が、最後まで出てこない展開については、人によってはずいぶんストレスだったようで、「？？？」となった人も多かったようだ。 これはもう最初の10分くらいで「あ、出てこないパターンだな」と思いながら見るのが正解なのだろう。 そもそも、学校に来なくな

[Tarumizizou]

現実の世界にはそうそうあんな「神」的な存在はいないのでいっそうみんなどうしょうもない生活だろなとも。　　映画「桐島、部活やめるってよ」は、高校生活を悪意たっぷりに描いた傑作！