日本で人手不足経済化が進む

リーマンショック後の景気悪化によって2009年7月には5.5％にまで上昇した日本の失業率は、今年3月には3.6％（季節調整値）に低下している。日本においては、3％台半ばという失業率の水準は、需要の不足によって生じる失業がほぼ解消されたことを意味していると考えられている。金融政策や財政政策でさらに需要を作り出しても、これ以上失業率を引き下げることが難しいという状態になっているわけだ。 失業率が低下しても雇用のミスマッチが残る 不況になって需要が不足すると失業率は上昇するが、反対に需要を増やしていっても失業率をゼロにすることはできない。自分の希望する給与や仕事の内容と企業が求めている内容が合わないために、仕事を探し続ける人が必ずある程度は残ってしまうためだ。現状よりも大きく失業率を引き下げるためには、こうした求人内容と求職内容のズレを解消するような政策が必要だ。 有効求人倍率は、公共職業安定所

[umeten]

サイレントテロ。ご存じですか？

[Baatarism]

デフレを望む経営者が多かったのは、人手不足を先延ばししたいというのが本音だったのかな。

[komochishisyamo]

ざっと言えば雇用環境の好転は景気回復にあるのではなく労働人口の減少が大きな原因てことか。データがしっかりしてるので納得。

[guerrillaichigo]

人口の高齢化とともに労働市場はタイトになることは以前から自明だった（櫨浩一さんもずーっと前から指摘していた）のに。

[kiku-chan]

やっぱり団塊世代の65歳到達は大きいのだな

[emiladamas]

"労働力人口の減少が失業率低下の大きな要因であることがわかる"

[juverk]

社会全体の人手不足というより、特定の分野、特定の企業に人が集中して他がスカスカという印象が強い。

[kurage0001]

企業内に居る使えないおっさん共の事も考慮すると、IT化で事務の仕事だけが減って起こったミスマッチ影響は物凄いな。次はサービスと建設をIT・ロボット化して、おっさんでも学習すればできそうな仕事に振り替えろ。

[daybeforeyesterday]

うーむ

[gruza03]

労働力人口が増加する中でも、失業率は低下を続けているので、足元では就業者数が増加したことが失業率を低下させている原因であることは明らかだ。