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自殺を思いとどまったあの日・・・私は葬儀屋になろうと決意した…│色すなわち これ空なり
次第に肌寒さを感じるようになったあの日、私は台所でひとり、暗闇で鈍く光る包丁を握りしめていた・・... 次第に肌寒さを感じるようになったあの日、私は台所でひとり、暗闇で鈍く光る包丁を握りしめていた・・・ 私は大学時代、イスラム文化を専攻していた。大学で2年間アラビア語とイスラム文化を学んだ後、3年の時にエジプトの大学に交換留学もした。 大学卒業後は海外と関係の仕事を求めて、主に貴金属類を扱う商社に入社した。少々大げさに言えば、山手線と新幹線の区別が付かなくなる程、月の大半を国内外の出張に費やす生活で、東京の本社で私を見かけると良い事がある!と黄色いフォルクスワーゲンばりに同期に揶揄される程だったが、仕事は楽しかった。 社長の覚えもよろしく、将来の幹部候補生として期待されるほどだったが、そこは東京証券取引所に上場する企業。何をやるにもウンザリする程分厚い稟議書・稟請書の提出が待っていた。 営業の仕事は数字を上げることだと言いながらも、一番の仕事は社内中に頭を下げて回ることだという現実に嫌気がさ
2016/01/20 リンク