桐島、部活やめるってよ（吉田大八、2012年、日本）

cinema 2012年8月30日 原作についてはかつて書店で平積みされていたような記憶があるだけで読んではいないし何かタイトルも鼻につく（たぶん読点のせいか、なんか知らん奴になれなれしく話しかけられている感じのせい）し、見に行くつもりはこれっぽっちもなかったのだけど、RSSにチラチラと言及エントリーがあがっていくのを見ながら「はて」と思っていたところ、友人からのメールに「未見ならば」とあったため、行った。二度行った。 ガス・ヴァン・サントの『エレファント』との類似がどこでかは知らないけれど指摘されていると読んだのだけど、私は『エレファント』についてはまた見ようまた見ようと折りにふれ思いながらも久しく見ていないのであまり覚えていないこともあり、中心人物を欠いた群像劇という点からなのか、ただ大好きな映画だからなのか、アルノー・デプレシャンの『二十歳の死』をなんとなく思い出しながら見ていたのだ

[aceraceae]

思わず反芻してしまう文章。こういうのを書きたいものだが自分には無理。

[falkbeer]

「何かタイトルも鼻につく」という点は同意

[MWAVE]

映画『桐島、部活やめるってよ』についての、かすみ（橋本愛）の役どころについて。そうか、彼女は映画に興味なくはなかったのか。そりゃそうか、じゃなきゃ『鉄男』なんて見に行かないよな。

[mitwooon]

キリストがどうのこうのとかより、こういう感想が読みたかった

[HtandJING]

すばらしい感想。かすみは映画好き、という見方がやはり正しいよね。映画好きとしての前田くんに興味無くは無いが異性としては拒絶している、ってのが絶望的過ぎて泣ける。だからこそクライマックスが映えるのだけど

[hke1120]

良い感想。面白かった。あとどーでもよいけど、読んでたら、いつの間にか向井秀徳の声で再生されてて自分の単純さにびっくり。