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外国産クワガタ、特定外来生物に指定検討 販売禁止も:朝日新聞デジタル
外国産クワガタムシの一部について、環境省は輸入などが原則禁止される「特定外来生物」の指定に向けた... 外国産クワガタムシの一部について、環境省は輸入などが原則禁止される「特定外来生物」の指定に向けた検討に入った。ペットとして根強い人気がある外国産のクワガタやカブトムシが指定されれば初めて。日本の在来種との交雑や競合を防ぐ狙いがある。 対象はインドや台湾などに生息する大型のマルバネクワガタ属の約10種。年度内に専門家会合を開き、結論を出す予定だ。特定外来生物になると、ペットとしての輸入や販売、野外に放すことが禁止される。すでに飼っている個体は飼い続けることができるが、新たに飼育はできなくなる。 日本には、アマミマルバネクワガタやオキナワマルバネクワガタなど、鹿児島県や沖縄県に近縁の固有種が生息しており、種の保存法に基づく国内希少野生動植物種のマルバネクワガタも3種いる。外国産のマルバネクワガタはまだ野外では確認されていないが、定着すれば、在来種との交雑や、エサなどを奪い合う恐れがある。 専門
2017/01/30 リンク