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登り窯内にボンベ埋設、何者かが故意に?兵庫県警が捜査:朝日新聞デジタル
兵庫県篠山市今田町上立杭(たちくい)にある丹波焼の現役最古の登り窯「丹波立杭登窯」で、未使用のカ... 兵庫県篠山市今田町上立杭(たちくい)にある丹波焼の現役最古の登り窯「丹波立杭登窯」で、未使用のカセットガスボンベ2本が埋まっているのが見つかり、丹波立杭陶磁器協同組合は3日から予定していた見学イベントを取りやめた。県警は何者かが故意に埋めた疑いがあるとして、偽計業務妨害容疑で調べている。 組合によると、丹波焼の作家らが1日、器などを焼く「焼成室」の地面をならす作業をしていた際、地中に別々に埋められていた2本のボンベを見つけた。火を入れると焼成室は最高約1300度に達し、爆発の恐れもあったという。 丹波立杭登窯は1895(明治28)年に築窯(ちくよう)され、兵庫県が有形民俗文化財に指定している。周辺では3~5日にイベント「第11回やきものの里 春ものがたり」があり、丹波立杭登窯の見学が予定されていたが中止となった。これ以外に不審物は見つかっておらず、他の催しは行われている。
2017/05/04 リンク