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合成防虫剤の恐怖
衣類の害虫は、人間に直接害になったり不快感を与えるわけではない。 しかし、虫食いを作り衣類をダメに... 衣類の害虫は、人間に直接害になったり不快感を与えるわけではない。 しかし、虫食いを作り衣類をダメにするので、対策が必要である。 害虫の種類はイガ、コイガ、カツオブシムシ類などである。 衣類用殺虫剤は固型パック入り、錠剤型シートなどのタイプで売られている。 これらの有効成分は大きく4つに分類される。 それぞれの成分ごとの特徴をみてみよう。 代表的な衣類の殺虫剤はナフタリン、直接手でさわると皮膚が赤く腫れたり、炎症を起こすこともある。 製造する過程で不純物として混入してくるベンツピレンは発ガン物質であるとされているから、使用は避けたい。 パラジクロルベンゼンは頭痛、めまい、全身のだるさ、眼・鼻・のど・の刺激、腎炎などがある有機塩素系殺虫剤。また、白内障を起こすおそれもある。そのうえEPAが発ガン性ありと告示している。 毒性が低いように思われ多用されているが、潜在的な危険性がもっとも高い防虫剤で
2021/07/20 リンク