立命館大・周教授「失踪」：「親中」「友好」人士が相次いで中国で拘束される理由：野嶋剛 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト

立命館大学教授の中国人学者、周瑋生さん（56）が上海に学会のため出張した10月下旬以降、2カ月にわたって日本の自宅に戻らず連絡が取れない状況になっている。中国当局に何らかの理由で拘束されている可能性がある。周さんは日本でも指折りの自他共に認める「親中派」だった。その周さんがトラブルに巻き込まれたとすれば、それは一体なぜなのだろうか。 周さんが何かの事件や捜査に巻き込まれて拘束されたことを立証する情報は今のところなく、断定はできないが、大学側や家族が2カ月以上連絡を取れないということは、過去の類似のケースからすれば、拘束の可能性は否定できない。

[Baatarism]

親中派というのも報われない仕事ですね。いくら共産党に尽くしても、権力闘争の風向き一つで捕まってしまうのですから。

[ryokusai]

中共が「友好人士」とやらを活用できる局面や必要性が乏しくなつたので「狡兎死して走狗煮らる」つてことになつただけでは。

[fragilee]

中国における最高指導者レベルで展開される熾烈な権力闘争や有無を言わさぬ意思決定の影響のもとでは、日々の地道な「日中友好」での貢献など役に立たず、まったく別の論理で一網打尽にされてしまう。

[shinichiroinaba]

“中国における最高指導者レベルで展開される熾烈な権力闘争や有無を言わさぬ意思決定の影響のもとでは、日々の地道な「日中友好」での貢献など役に立たず、まったく別の論理で一網打尽にされてしまう。”

[Ereni]

周瑋生／2013年に東洋学園大の朱建栄教授が中国当局に拘束され、約半年後に解放。また、2014年には神戸大学の王柯教授も数週間にわたって拘束。今年3月には趙宏偉・法政大教授が中国で一時失踪状態になるなど／