砂漠で森林地帯用迷彩服＝アフガンで３１億円浪費－米監察官：時事ドットコム

砂漠で森林地帯用迷彩服＝アフガンで３１億円浪費－米監察官 【ワシントン時事】米軍がアフガニスタン治安部隊に供与した戦闘服が同国の環境に適さない森林地帯用の迷彩柄だったことなどが判明し、批判が沸き起こっている。米政府のアフガン復興担当特別監察官は２５日、下院軍事委員会の公聴会で、米軍が２００８年以降、高額な迷彩服を購入し、国民の血税計２８００万ドル（約３１億３６００万円）を浪費したと証言。マティス国防長官は再発防止を約束した。 同監察官のソプコ氏によると、アフガンの国防相（当時）は０７年、「色と柄が気に入った」という理由だけで、通常は森林地帯でカムフラージュするための濃緑色の迷彩服を選び、米側に支給を要求した。武器供与や訓練を通じて治安部隊を支援する米軍は、調査をすることなくそれを承諾。治安部隊兵士用に迷彩服１３６万４６０２着と予備のズボン８万８０１０着を購入した。 ただ、アフガンは国土

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アフガンの国防相が「色と柄が気に入った」という理由だけで、砂漠に向かない濃緑色の迷彩服を米側に請求。米軍は治安部隊兵士用に迷彩服136万4602着（2800万ドル相当）を支給