[2011/09/28]特命調査班 ～マル調～「市営住宅をまた貸し」

４畳半と６畳の和室２つにダイニングキッチンがついて、最も低い家賃は５，０００円。 昭和４８年築ということを考えてもかなり安いですね。 というのも、これは「市営住宅」。 行政が、所得の少ない人に入居してもらおうと建てたものです。 しかし、せっかく借りた安い市営住宅に自分は住まず、人に高く貸して設けてい不届き者がいました。 つまり借りた人が「大家」、という状態なんですね。 もちろん、これは条例違反。 今回の「マル調」は、こうした又貸しなどの不正が横行する、ある町の実態に迫ります。 滋賀県長浜市。 びわ湖を臨み、観光客でにぎわうこの町に問題の住宅はあった。 「あぁー、あのアパートですねぇ」 先月１８日、「マル調」が訪れたのは長浜市内の市営住宅。 今年１月、ここで爆発事故があり、入居していた男性が死亡した。 事故から８か月たった今も、その傷跡は生々しく残ったままだ。 向かいの建物の壁には、爆発の

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同和対策事業の闇は深い