九谷焼が海外に活路 米国ネットショップで拡販 毎月150%成長：産経関西（産経新聞大阪本社情報サイト）

九谷焼の窯元「章山窯」（石川県能美市、竹内幸生副社長）が２０１４年３月にアメリカで開設したネットショップ「wazaclub」の売り上げが６カ月間、毎月１５０％の伸び率を達成した。背景には、新しいものを好むアメリカ人の気質と、米アマゾンの現地物流を活用した点がある。国内人口の減少と伝統産業の衰退で、日本では需要減少傾向にある九谷焼だが、海外に活路がありそうだ。 章山窯は日本で九谷焼専門ネットショップ開設１０年を迎え、アメリカに進出。アマゾンのアメリカ現地物流と輸出を組合せたFBA（Fulfillment by Amazon）ネット輸出の日本での第１号となった。通常、現在販売されている日本商品は転売が多く定価の２倍以上するが、章山窯は自力でアメリカの倉庫へまとめて輸送（輸出）し、現地ではアマゾンの現地物流を活用する方式で“安くて早い”物流を実現した。また、現地ニーズとしては、アメリカ人は新しい

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